コスモスケア

向上研修 その①(トランスファ)

コスモスケアでは人材の育成に力を入れています。
その重点項目の一つが社内研修で、コスモスケアでは年間30回以上の社内研修を行っています。

6月に行われた研修の様子を2回に分けてお伝えます。
リーダークラスを目指す方を対象にした、「向上研修」。
この日は、トランスファ(移乗)について学びます。

研修の冒頭には佐藤賢三会長からご挨拶をいただき、
6月の決算へ向けた見通しの報告、今後の展望、
そして参加した皆さんへの期待を込めたアドバイスなどをいただきました。

今回の研修には宮城県介護福祉士会から講師の方をお招きし、
テキストを見ながら…
ではなく、
やはり実践を中心にした時間が中身の濃い時間になります。


先生もお話しの中で大事なポイントをホワイトボードに書きだしながら、
熱い思いが戦線の背中から見えてきます。
それに応えるように参加者もトランスファの大切さを再確認していきます。

たとえば、↑の板書の③、立ち上がる時にどうして前かがみになるのでしょう?
普段の利用者様のケアで当たり前のようにやっていることでも、
その細かい動作について、利用者様の負担が軽減されたり、
安全で安息な活動ができることを、動作の要所要所で動きを止めて説明を加えていただきます。

片麻痺がある利用者様のそばで、立ち上がる際には右側、左側、どちらに付き添えばいいでしょうか?
「片麻痺の情報だけじゃわなからない」といった参加者の意見に、
先生が説明を加えて下さり、利用者様の状態や介助者との関係も含めながら説明を重ねてくださいます。

普段の利用者様のケアについての大事な部分を確認できたり、
見直しが必要な部分を参加者一人ひとりが思い出す時間となったようです。


コロナ禍では、近い距離での演習、実演式の研修には配慮が必要な状況もありましたが、
こうして以前と同じように活動的な研修を行えるようになりました。

今回の研修で学んだことを参加者が各事業所に持ち帰り、
周囲のスタッフへ還元し、事業所内での「スキルアップ」を行うことで、
コスモスケアの介護サービスの向上に繋がります。

引き出しを沢山を備えた介護のスペシャリストが、利用者様の安らかな生活をお手伝い出来るよう、
コスモスケアでは豊富な研修プログラムを整備しています。

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